撮影で使った小物やら衣装やらを
自作したものや購入したもの節操なく紹介していきます。
19回目はコチラ
「拾貮妖幻獣神獣図時計・改」
測定機として身に付けられるよう改造された古い時計。
その文字盤には極東の地に伝わるアヤカシ・神獣が描かれ、硬く錆びついた針が時を刻むことは二度と無い。
この世ならざる者の気配に反応した時にのみ、その針が動くという曰く付の一品。
ある日、一人の少年が井戸の傍で古い時計を見つけた。
一体いつからそこにあったのか、そもそも誰の物なのか――村の誰にも分からぬその時計に、少年は心惹かれる。
その後、井戸底から突如出現した砂金によって村は潤い、栄華の限りを極めたという。
しかし、時計を発見されてから丁度10年後の同日、少年とその姉を除く村人全員が忽然と姿を消したのだった。
この時計には、何か秘められた力があるのでは?
時計に描かれたアヤカシ達の伝承を追い求め、彼は旅に出た。
黙して何も語らぬ、無口な姉と共に――
night fogで侘助のお気に入りの「石」を測定していたアイテムです。
この時の侘助、珍しくイラッとしてます。
今回もアライさんより材料を教わりました。
「100均の時計にカメラレンズを蝶番で止め、LEDライトと腕輪を装着。
中は十二支の位置にそれぞれの動物の妖怪・神獣がいるなんちゃって和時計風です。
もうちょっと文字盤をレトロにすると良さそう。」
ようするに妖怪ウォッ…おっと余計なクチは閉じましょう。
蓋も閉じます。
item撮影:しめ鯖
2015/03/07 KAWAGUCHI ART FACTORY
被写体撮影:harry
被写体:アライ
2015/01/18 宮野古民家自然園